うつ病について語ろう

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うつ病になって本当に困るのは仕事ができなくなること。

仕事の能率が落ちるだけでなく思考回路がおかしくなるのだから本人自身、恐怖と混乱に見舞われることになる。

仕事の能率が落ちて失敗することで自責の念は増して行き職場での立場も危ぶまれる。

仕事のストレスが原因でうつ病になり、その結果もっと症状が悪化するという負のスパイラルに陥る。

仕事でストレスを感じ異常を感じたらすぐに休むべきなのだ。

休むだけで改善するならまだしも改善が見込めないならなるべく早く医療機関を受診することが必要だ。

心療内科もしくは精神科クリニックが妥当だろう。

精神科専門の大病院にかかるのはハードルが高いと思われる。

精神科領域への受診には根強い偏見があるだろうから。

もちろん自身でそういった偏見がないのならどんなところを受診しても良いのだろうと思う。

それでも心療内科はハードルをもっと下げるだろうし、精神科クリニックは名前だけでもハードルを下げてくれるだろう。

心療内科、精神科では問診が行われる。

オーレの場合すぐに「うつ病ですね」と診断された、そんなに簡単にと驚くくらいである。

それでもうつ病の診断基準はきちんと DSM-5(2013年〜)という診断基準に基づいて行われるものだから医師を信じよう。

職場や家庭での生活における不調に関して話せばおそらく容易にうつ病の診断がくだされると思う。

さて、前置きが長くなったが、うつ病と診断されると多大な喪失感を味わうだろう。

それ以前に既に喪失感でいっぱいだと思うけれど。

その喪失感はうつ病ゆえの喪失感。

喪失感ゆえのうつ病ともいえる。

仕事ができていた自分、満たされていたはずの自分、社会的立場、家庭での立場、人生における自分の立ち位置。

すべてが崩れ去ってゆく。

それを味わうのはうつ病の前哨、その後は思考が停止する。

頭が回らないという表現があるけれどそれが常になる。

起きられない、動けない、出勤できない、眠れない、食欲がない(食欲過多の場合もある)やる気がでない、考えられない。

うつ病は全てを奪ってゆく。

眠れないのに寝たきりになる。

なにも出来ないし動けない。

「うつ病で倒れてね」と人に話すと「うつ病って倒れるんですか?」と言われたことがある。

うつ病は動けなくなります。

本当にひどい。

つらい。

混乱と思考停止。

よく、うつになったことがある人間にしかわからないとうつ病の経験者は言うけれど、それは本当だ。

外見的に傷ついていないだけで心の中はボロボロなのだ。

正確には脳がボロボロなのだ。

寝ていても辛い、起きていてもしんどい状態が続く。

それでもうつの時は安静にすることを指導される。

ひたすら脳を休めるというのが目的だ。

脳にかかったストレスを解消するためにひたすら脳を休ませる。

薬物治療とひたすら安静にすることが求められる。

それでも、現代社会において仕事を休むことが不可能な人は大勢いる。

重度のうつ病であれば職場に出て行くことさえ不可能だと思われるが、うつ病は元来真面目な人ほどなりやすい病気だ。

無理をして無理をして無理を重ねた結果がうつ病である。

職場の理解を得て休むことができれば、まだ良い。

それが出来ない環境だと人は死を選ぶかもしれない。

そして実際に死を選んだ人は大勢いる。

それが日本の社会である。

『うつでもサバイブ』は死を選ばない、うつ病の生き残り方を考えて行く。

うつになってもセーフティネットとなる制度は多数ある。

そしてそれをうまく使って行ければ死ぬことはない。

そう、仕事を失っても人生を失うことはないのだ。

そのために共に考えられることを共に考えよう。

うつでも生き残る。

その先に人生はまだまだ繋がっているのだから。

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