自分の真の競争相手とは?

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引き続き、チャイの経験談です。

どんなに自分の時間を限界まで削って勉強しても、頭の良い高校生はいくらでもいます。

上を見ればキリがないのです。

ゆえに、気が休まることは全くありませんでした。

自分の通っていた学習塾は全国展開しており、定期的に塾生全員を対象とした模擬試験を 開催していて、試験の成績が塾の廊下に貼りだされるのです。

『◯◯高校の△△さんは今回も成績が良い。比べて自分はどうだ。また順位が落ちている。これではいけない。もっと、もっと勉強しなくては□□大学に合格することは出来ない』

声も顔も知らないようなどこかの高校生が、常に自分の競争相手でした。

共に学ぶライバルなどではありません。

何故ならその学生も、自分と同じ大学を志望しているかもしれず、彼もしくは彼女にたった1点でも試験点数で劣ってしまったら、自分が不合格になるということは揺るぎない事実だからです。

こうして自分は高校生活3年間、ほぼ遊ぶこともなく旅行どころか両親の実家にすら行くこともなく、勉強をし続けました。

勉強しかしていなかったと言っても過言ではありません。

勉強の合間に好きな本を少しだけ読むことが自分の唯一の趣味であり、癒しでした。

今になって思えば正直、異常だと思います。

当時の自分には、他の全てを投げ打ってでも勉強に打ち込むことが自分にとって最善の『幸福な人生への近道』に見えていたのです。

いい大学に合格し、いい就職をする、それは幸せな人生のほんの一例に過ぎず他にも無数のかたちの幸福があり、勉強によって得られるものであるとは限らないのだと、自分が気づいたのはごく最近のことです。

高校3年生、大学受験の追い込みで自分の精神がおかしくなりはじめたのは先日の記事でお伝えした通りです。

自分が病んでしまう素地は高校入学時に既に完成していたという話です。

不眠症状、強い不安感、ざわざわとした胸の違和感、人混みや喧騒への恐怖感。

それらの症状から不安障害であると診断されました。

いくら病気が苦しかろうと自分は勉強を続けたので、志望校に合格することが出来ました。

もっとも、既に心身はぼろぼろになっていましたが。

これが、チャイにとっての2011年2月の終わり頃までの話です。

チャイ

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